鉄骨造とは梁や柱などの骨組みに鉄骨を用いた建物のこと。
ハウスメーカーなどで使っている厚み6mm未満の鉄骨は基本的に軽量鉄骨と言われています。また、重量鉄骨と言って6mm以上の鉄骨を使っている会社も存在します。鉄骨柱の太さが住宅会社によって差があり、12cm角や15cm角の会社があります。
リノベーションの業界では耐力壁がないため、リノベーションしやすいという見解が多い印象です。軽量鉄骨の場合、柱と梁を斜めに設置するブレースで補強されていることが一般的で、耐力面で必要なものと判断されるブレースや構造材をそのままむき出しにして無骨さを演出する例もあります。
鉄骨造のリノベーションはツーバイフォーの建物ほどではありませんが、やはり対応する会社、敬遠する会社に分かれます。リノベーションをご検討中の方は新築で鉄骨造を手掛けていて鉄骨造の構造や劣化状況、鉄骨造ならではの留意点に詳しい会社にご相談いただくことをおすすめします。
※写真:ダイワハウスで建てた築30年鉄骨造リノベーション例(筆者クライアント事例より)
※鉄骨造のリノベーションを得意とする会社例(詳しい工程が記載されています)