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国産材

国産の木材。県産材、地域材という言葉を使われることもあります。

総国土3800万haのうち約2500万ha、実に7割もの面積が森林という日本。代表的な国産材としては、青森県のヒバ、秋田県のスギ、長野県(木曽地方)のヒノキ、静岡県(天竜地方)のスギ、三重県(尾鷲地方)のヒノキ、奈良県(吉野地方)のスギがあります。こうした代表的な国産材の他にも各地に林業地が存在し、各地域で大切な役割を担っています。

近年、持続可能性の意識の高まりと共に、地産地消や林業の活性化に努める地域の工務店の取り組みが評価されつつあります。

国産材を使う社会的な意義

・地域の活性化

 地域の林業が活性化し、地域材を使うことで経済循環も実現します

・脱炭素社会へ貢献

 輸送にともなう二酸化炭素の排出量が少なくなります

地域の林業が低迷すると森林が荒廃しますが、林業が活性化すると適切な間伐など山林が整備されて、地域の山を守ることにつながります。

また、地元の木を使うことは、輸送によるエネルギーの消費軽減につながります(ウッドマイレージという指標で環境負荷を評価)。

こうした価値観が浸透し、リノベーションで県産材、国産材を使うことがさらに広まっていくことを期待します。

※写真:筆者撮影(道産材を積極的に採用するザロイヤルパークキャンバス札幌大通公園にて)

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