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無垢材

無垢材は木を切り出したそのままの木材なので、接着剤などの化学物質を使っておらず、集成材、工業製品と区別して使われています。

九州大学による木の効果(睡眠の質)の調査では、新建材の部屋より無垢材の部屋のほうが10%湿度が低い(安定している)というデータがあります。また、レム睡眠(体だけ眠っていて頭が覚醒に近い状態)の時間が無垢材棟は約半分という結果が出ており、つまり無垢材棟は睡眠の質が高かったという結果になっています。その他、まとめますと、主に6つの効果が実証されています。

無垢材のメリット

1.香り成分(リラックス効果)

2.夜間睡眠(睡眠の質向上)

3.調温、調湿(調湿作用)

4.集中力(無垢材のほうが誤回答の少なさと疲労回復効果を実証)

5.抗菌作用(繁殖を抑える効果)

6.認知症予防(高齢者に対する実験で実証)

また、ナイスグループと慶応義塾大学の共同プロジェクトでは、「無断熱+新建材」に比べて、「高断熱+無垢材」では血圧の違いが10ポイントほどあったという結果になっています。

 ①無断熱+新建材

 ②無断熱+無垢材

 ③高断熱+新建材

 ④高断熱+無垢材

①②③④の順で血圧が低かったそうです。高断熱と合わせて無垢材を採用することでより健康効果が高いと言えます。

こだわり工務店が新築だけでなく、リノベーションでも無垢材を重視するのはこのような健康に優しい等、様々な効果があるからに他なりません。

※写真:筆者撮影