本日(5月19日)付けの日本経済新聞「NIKKEI The STYLE」で古民家が大きく取り上げられました。
ドイツ人建築デザイナーであるカール・ベンクスさんが新潟県十日町で手掛けた古民家再生をはじめ、古民家の海外移築の取り組みが全面3ページにわたり解説されています。
古民家は日本国内でも注目されていますが、それ以上に海外には古民家の熱烈ファンがいるようで、古民家に対するリスペクトの大きさが伺えます。「古民家を再生する」「古民家を国内で移築する」、さらに「古民家を海外へ移築する」等々、市場の境界を引き直すことで、新たな需要を創造するという点で示唆に富んでいると思います。
リノベーションのハードルが上がる4号特例縮小で古民家再生の今後が懸念されている中、古民家が持つポテンシャルは図り知れないと改めて感じさせる記事でした。
※冒頭の画像は、日本経済新聞2024年5月19日号より