リノベーションの場合のトータルコストとは、建築費用、暮らしはじめてからかかる光熱費、修理、修繕にかかるメンテナンス費などすべて含めた費用のことを言います。断熱効果により医療費削減につながることも期待できるため、トータルコストに含めてもよいでしょう。
いくら初期の建築費用が安くても、断熱性能、気密の性能が低ければ、光熱費削減にはつながりません。逆に断熱性能が高ければ、冷暖房効率が高まり、光熱費を抑えることができます。また、内装材や外装材なども耐久性が高い仕様にしたり、メンテナンスフリーの建材を使うことで、メンテナンスにかかる費用を抑えることができます。
人生100年時代と言われる今、トータルコスト(ライフサイクルコスト)で費用を検討されてはいかがでしょうか。
※長期優良住宅の維持保全関連資料(P10に30年間のメンテナンス費の目安が記載)
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/382006_1666591_misc.pdf