樹脂窓とは、窓のフレームが樹脂製でできている窓のことです。 断熱/遮熱/気密性に非常にすぐれています(YKKAP公式サイトより)。
日本では長らくアルミサッシが使われてきました。断熱の認知やメーカーの働きかけ、補助金の適用により、ようやく樹脂製のサッシが広まりつつあります。熱が伝導しやすいアルミに対して、樹脂製は熱伝導が少ないと言われています。
樹脂窓比率はドイツ64%、フランス68%、イギリス76%となっていますが日本は2割程度で断熱後進国と言われています。日本国内はWHOが推奨する冬季室温18度以上にはほど遠いのが現状です。
近年、脱炭素社会という大きな潮流のもと各種補助金も用意され、政府も普及・浸透に注力しています。また、YKKAPが性能向上リノベの会という、性能向上リノベーションをスタンダードにすることを目的にした会を発足し、樹脂窓の普及を加速させる活動をしています。
※写真:筆者撮影
※YKKAP公式ホームページ
https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/pvc-windows/summary/