家を建てるにも、リノベーションをするにも、中核となるのは大工さんであることは言うまでもありません。
そんな木造住宅の担い手である大工就業者数は、令和2年に約30万人となっており、40年前の1/3、20年前の半分に減少しています。大工人口の減少率と高齢化(60歳以上の比率の拡大)が業界課題となっており、建築知識・技術が必要なリノベーションは特に影響が出てくると懸念されています。
大工不足が進む中、今後、新築・リノベーションに品質の低下が懸念されています。依頼先として、大工さんに対するこだわりがある会社、大工さんの育成に注力しているような会社の存在感が増していくと思います。新築・リノベーションの依頼先の判断基準の一つに、大工さんへのこだわりを含めるべきでしょう。